- 紙の書籍と電子書籍の違い
- 女性アイドルにおける昔と今の楽曲の違い
- テレビ番組のリアルタイム視聴とインターネット視聴の選択要因の分析
- ハッキングIoTの個人防止策
- ゲーム実況動画の視聴がゲームソフトの購買意欲に与える影響について
- サンリオとうつ病の関係
各テーマとも、担当の学生の興味や就職先に関わるものです。
ソーシャルメディアの分析を数回にわたって行っていきます。
今回は擬人化企業X(旧Twitter)アカウントの分析を行いました。いわゆる“中の人”と呼ばれる広報担当者がゆるい運営をしているアカウントのことです。
調査したのは、以下の項目です。自発ツイートは、リプライでもリツイートでもないツイートのことです。
シャープのアカウントを例に、分析の仕方を説明しました。ツイートの取得には「ついすぽ」を使いました。少し面倒かなとは思いましたが、無事作業ができました。分析はExcelで行いました。今回は、Excelでのフィルターや簡単な関数で行える範囲の分析です。この結果、擬人化アカウントであるシャープのアカウントではリプライの割合が高く、フォロワーとのやり取りを頻繁に行っていることが分かりました。その後、いくつかの擬人化・非擬人化アカウントについて調査をしてもらいました。
なお、この調査では、以下の学会発表を参考にしています。
Webスクレイピングと口コミ分析を行いました。
Webスクレイピングとは、Webサイトから特定の情報を抽出することです。今回は、Visual Web ScraperというChrome拡張を使って、「じゃらん」のサイトから観光スポットの口コミを収集しました。Visual Web Scraperを使うと、プログラミングなしで簡単に大量の口コミをスクレイピング可能です。口コミはPythonを使って、年代別や同行者別などに分けてどのような単語が多いか調べました。
ゼミ生の好きな観光スポットを選んでもらい、実際にスクレイピングと分析の演習をしてもらいました。その結果、南知多ビーチランドでは30代が多く家族連れが多いため、イルカショーに関する口コミが多いこと、リトルワールドの口コミからは、女性は衣装、男性は世界観に惹かれていることが分かったようです。
2022年度卒業生のゼミ論文である「YouTuberの今と昔 ―第1世代とZ世代の違いを比較する―」の内容を紹介しました。
この研究では、YouTubeがサービス開始した初期のころのYouTuberと現在のYouTuberの動画を比べています。その結果、動画の長さについては、初期のころは1~2分程度の短いものが多かったものの、最近は20分を超えるものが多く、1時間程度のものもあることが分かっています。サムネイルやタイトルについても変化が起きていることが分かっています。