2022年7月14日木曜日

旅行の口コミ分析

Webスクレイピングと口コミ分析を行いました。
Webスクレイピングとは、Webサイトから特定の情報を抽出することです。今回は、DataGrabというChrome拡張を使って、「じゃらん」のサイトから観光スポットの口コミを収集しました。DataGrabを使うと、プログラミングなしで簡単に大量の口コミをスクレイピング可能です。
口コミはPythonを使って、年代別や同行者別などに分けてどのような単語が多いか調べました。例えば、名古屋市科学館はプラネタリウム目当ての人が多い、熱田神宮の口コミは30代・40代が多いといったことが分かったようです。

2022年7月7日木曜日

GlideによるWebアプリ作成

今回は、GlideによるWebアプリ作成の説明をして、簡単なアプリを作ってもらいました。Glideは、Googleスプレッドシートを利用して、手軽にWebアプリを開発して公開することができるサービスです。プログラミング言語を覚えなくても、例えば、観光地や店舗などの情報を紹介するアプリが簡単にできます。

 

2022年6月2日木曜日

歌詞の感情分析

 2020年度卒業生のゼミ論文である「2020年音楽から読み取る日本の社会心情 〜流行歌の歌詞の分析〜」の内容を紹介しました。
この研究は、2000年、2010年、2020年に流行した楽曲151曲の歌詞を対象にモチーフ分析を実行し、その分析結果から日本現代社会の心情を読み解こうとしたものです。
分析の結果、社会意識の変化によって、流行歌のモチーフが変化することが分かったとのことです。
現代人は、「諷刺」「自嘲」「閉塞感」といった悩みの中で「希望」を求めて歌を聴いているのではないかと考察しています。

今回のゼミでは、Pythonで感情分析ツール(ML-Ask)を使って歌詞の分析をする演習も行いました。入力したテキストデータから「喜・怒・昂・哀・好・怖・安・厭・驚・恥」の10種類の感情を推定できます。歌詞の大まかな感情をとらえることができます。

2022年5月26日木曜日

KH Coderを用いた歌詞分析演習

以下の論文の紹介をして、同じ手順で演習を行いました。

大出 彩,松本 文子,金子 貴昭「流行歌から見る歌詞の年代別変化」, 人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2013」論文集, pp.103-110, 2013年

この論文では、日本レコード大賞および優秀作品賞受賞曲の計344曲を対象に、年代ごとに表れる歌詞の変化を調査しています。その結果、例えば、1990年代後半から2000年代にかけてネガティブな内容からポジティブな内容へ変化が見られることが示されています。

KH Coderを使って、レコード大賞曲を対象に同様の調査をしました。まずは、論文と同様のコーディングファイルを用いて、コードと年代のクロス集計し、カイ二乗検定結果を確認してもらいました。次に、コーディングファイルの書き方を説明して、各自で工夫して新しいコードを追加して分析してもらいました。なお、カイ二乗検定については、先週のゼミで説明と演習を行っています。

今回の演習で、KH Coderのコーディングの仕方が身に付いたと思います。

2022年5月12日木曜日

ニュースツイートに関する統計処理演習

以下の論文の紹介をして、この論文前半と同じ手順で演習を行いました。

李光鎬「ツイッター上におけるニュースの普及 : どのようなニュースを誰がリツイートするのか」, メディア・コミュニケーション(慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所紀要), No.65, pp.63-75, 2015年

この論文の前半では、ツイッター上ではどのような内容特性を持つニュースが、よりリツイートされるのか調査しています。具体的には、まず、ニュースツイート60個について、「面白いニュースである」「知っておくべき重要なニュースである」「笑えるニュースである」といった10項目それぞれについて、学生に1~5の5段階で回答してもらっています。そして、それらの平均値とリツイート数との関係を、相関係数、無相関検定、重回帰分析といった手法を使って分析しています。その結果、娯楽的価値が高いツイートほど、より多くリツイートされることが明らかとなりっています。今回は、これらの分析手法の説明をした後、Excelを使って分析の演習をしてもらいました。

近年、データサイエンス・AI教育の重要性が高まっており、本学でも「数理・データサイエンス教育プログラム(MDS)」が開始しています。このゼミでも、データサイエンスの手法について演習を行っていきたいと考えています。

OpenStreetMap現地調査と編集

名駅キャンパス周辺のことを知ってもらうことと、ゼミ生間の交流を図るため、OpenStreetMapの現地調査と編集を行いました。OpenStreetMapは、インターネット上で地図を作るクラウドソーシングプロジェクトです。Googleマップは印刷物を配布する場合などに制限がありますが、OpenStreetMapでは、印刷物の配布やデータ利用を自由に行うことができます。
グループに分かれて名駅キャンパス周辺のお店などの現地調査をしてもらった後、OpenStreetMapへの登録作業をしてもらいました。登録作業はWebブラウザで簡単に行えるため、問題なく完了しました。
本ゼミは教室での演習が中心ですが、たまに外にも出ます。

2022年4月28日木曜日

ゼミ論文関連書籍

4年生ゼミでは、まず研究の進め方や論文の書き方に関連する書籍を分担して読んでもらいます。さらに、内容を紹介するプレゼン資料を作成して、数回にわたって順番に紹介してもらっています。今回選んだ書籍の一部は以下の通りです。
  • 藤田真文 編著、『メディアの卒論  テーマ・方法・実際 第2版』、ミネルヴァ書房、2016年
  • 宮野公樹 著、『研究発表のためのスライドデザイン 「わかりやすいスライド」作りのルール』、講談社、2013年
  • 酒井聡樹 著、『これからレポート・卒論を書く若者のために 第2版』、共立出版、2017年
  • 藤代裕之 編著、『フェイクニュースの生態系』、青弓社、2021年
一冊全部であったり、一部の章のみだったりします。
最初の3冊はゼミ論文の進め方やレポートの書き方などに関する書籍です。『メディアの卒論  テーマ・方法・実際 第2版』は、本ゼミが対象としている分野に関するテーマを含んでいる書籍です。『これからレポート・卒論を書く若者のために 第2版』は、文章表現に関する章を中心に読んでもらいます。ゼミ論文を書く際に役立つと思います。『研究発表のためのスライドデザイン 「わかりやすいスライド」作りのルール』は、研究発表をする際のプレゼン資料を作る際に役立つ書籍です。
最後の1冊は関連する研究分野の書籍のうち、3年生ゼミで取り上げることができなかった書籍のうち比較的新しいものを選びました。
どれも良い本ですので、ゼミ生には是非全冊読んでもらいたいです。