若山ゼミブログ
2025年5月1日木曜日
OpenStreetMap現地調査と編集
グループに分かれて名駅キャンパス周辺のお店などの現地調査をしてもらった後、OpenStreetMapへの登録作業をしてもらいました。登録作業はWebブラウザで簡単に行えるため、問題なく完了しました。
本ゼミは教室での演習が中心ですが、たまに外にも出ます。
2025年4月24日木曜日
文献講読
2025年度も教科書としてソーシャルメディアに関する書籍を1冊選んで、みんなで講読していきます。各回担当のゼミ生に説明してもらいつつ、関連する議論を進めていきたいと思います。全員、教科書を購入し、毎回予習として授業で扱う範囲を読んで来る必要があります。3年生ゼミの教科書は、次の書籍です。
藤代 裕之 編著『フェイクニュースの生態系』青弓社
今回は文献講読の1回目でしたので、どのような資料を準備してくる必要があるか説明して、「はじめに」の紹介をしました。
2025年4月17日木曜日
LocalWiki
2024年11月14日木曜日
X(旧Twitter)コミュニティノートの分析
X(旧Twitter)には、コミュニティノートという、誤解を招く可能性のある投稿に対し一般ユーザが情報を追記できる機能があります。日本では、2023年7月から利用できるようになっています。2024年1月の能登半島地震の際には、真偽不明や誤りの投稿が多くされて、それらにはコミュニティノートが付きました。このコミュニティノートは全てWeb上でテキストファイルとして公開されており、ダウンロードすることができます。
今回は、能登半島地震の前後5日間のコミュニティノートの件数とどのような内容が多いかテキストマイニングをしました。能登半島地震前は国内のコミュニティノート件数は1日200件程度でしたが、地震後は1日600件になったことが分かりました。ワードクラウドや共起ネットワークを作成して調べることで、地震関連のコミュニティノートが多いことも分かりました。
2024年11月7日木曜日
X(旧Twitter)ポストのテキストマイニング
SNS上の投稿をはじめとするテキストデータをコンピュータで定量的に解析し、有用な情報を取り出す技術のことをテキストマイニングと言います。様々なソフトウェアがありますが、今回はExploratoryを用いました。形態素解析して、単語の使用頻度を調べたり、共起ネットワーク図を描いたりすることが簡単に行えます。投稿内容の傾向を大まかにつかむことができます。
説明後、Xで自分の興味ある言葉を含んでいるポストを取得してもらい、テキストマイニングしてもらいました。下の図は分析してもらったものの1つです。アメリカ大統領に関するポストの共起ネットワーク図です。ネガティブなポストには、日本メディアによる偏向報道に関するものがあったとのことです。
2024年10月3日木曜日
4年生のゼミ論文テーマ
- 紙の書籍と電子書籍の違い
- 女性アイドルにおける昔と今の楽曲の違い
- テレビ番組のリアルタイム視聴とインターネット視聴の選択要因の分析
- ハッキングIoTの個人防止策
- ゲーム実況動画の視聴がゲームソフトの購買意欲に与える影響について
- サンリオとうつ病の関係
各テーマとも、担当の学生の興味や就職先に関わるものです。
2024年9月26日木曜日
擬人化企業X(旧Twitter)アカウントの分析
ソーシャルメディアの分析を数回にわたって行っていきます。
今回は擬人化企業X(旧Twitter)アカウントの分析を行いました。いわゆる“中の人”と呼ばれる広報担当者がゆるい運営をしているアカウントのことです。
調査したのは、以下の項目です。自発ツイートは、リプライでもリツイートでもないツイートのことです。
- リプライの割合
- リツイートの割合
- 自発ツイートのテキスト文字数の平均値
- 自発ツイートにURLが含まれている割合
シャープのアカウントを例に、分析の仕方を説明しました。ツイートの取得には「ついすぽ」を使いました。少し面倒かなとは思いましたが、無事作業ができました。分析はExcelで行いました。今回は、Excelでのフィルターや簡単な関数で行える範囲の分析です。この結果、擬人化アカウントであるシャープのアカウントではリプライの割合が高く、フォロワーとのやり取りを頻繁に行っていることが分かりました。その後、いくつかの擬人化・非擬人化アカウントについて調査をしてもらいました。
なお、この調査では、以下の学会発表を参考にしています。
- 片山桜、土方嘉徳:「Twitterにおける擬人化企業アカウントの特徴分析」、第5回計算社会科学ワークショップ(CSSJ2021)